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住友麻優子

【監修】 住友麻優子
/新宿デンタルオフィス院長

新宿デンタルオフィスは2006年開業の顎関節症・噛み合わせ矯正専門歯科クリニックです。
審美性だけでなく、よい噛み合わせに仕上げるインビザライン矯正をご提案いたします。

新宿デンタルオフィスは2006年開業の顎関節症・噛み合わせ矯正専門歯科クリニックです。
審美性だけでなく、よい噛み合わせに仕上げるインビザライン矯正をご提案いたします。

インビザラインは50代・60代からでもできる?費用やメリット・デメリットも解説

「ずっと悩んできた歯並びを改善したい!」
「50代・60代でインビザライン治療を受けるのは遅い?」

装置の見た目が目立ちにくく、着脱も可能なことから人気のインビザライン。
そもそも50代以上でも治療が受けられるのか、気になっている方も多いでしょう。

この記事では、インビザライン治療は50代・60代でも受けられるのかを解説します。

そしてインビザラインを受けるメリットやデメリット、治療の流れについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

インビザラインは50代・60代からでも受けられます

インビザライン治療は、50代以上でももちろん受けられます。後ほど解説しますが、むしろ50代・60代にこそ、インビザラインをおすすめしたいほどです。

「歯列矯正は、若い頃に受けたほうがよい」というイメージがあるかもしれませんが、実際には年齢の制限はありません。

若い方のほうが歯を移動させやすく、治療期間が短くなるという事例はあります。しかし、50代を過ぎたらインビザライン治療を受けられないわけではありません。

50代・60代こそインビザラインをすすめる理由

50代・60代にこそインビザラインをおすすめする理由は、以下の2つです。

  • 矯正治療は虫歯・歯周病の対策につながる
  • 矯正治療は全身の健康につながる

矯正治療は虫歯・歯周病の対策につながる

インビザライン治療で歯並びを整えることによって、虫歯や歯周病の対策につながります。

歯並びが整うと、歯磨きがしやすくなるため、歯垢の除去が比較的簡単にできます。

歯磨きのしやすさでいうと、矯正治療中でも自身で装置が着脱できるため、ブラッシングしやすいでしょう。

特に50代以上になると、虫歯や歯周病のリスクが高まりやすくなります。

歯並びを整えることによって見た目の改善はもちろん、虫歯や歯周病のリスクを減らし、歯の寿命を延ばせるのです。

矯正治療は全身の健康につながる

矯正治療を行うことで、以下のような全身の健康にもつながります。

  • 内臓への負担が軽減できる
  • 発音が明瞭になる
  • 顎関節の予防ができる

歯並びが整っていると、噛む力が均等に分けられます。食べ物をしっかりと噛めるようになるため、 内臓への負担を軽減することが可能です。

そして噛みやすくなると、顔周りの筋肉を正しく鍛えられ、顎関節の予防ができます。

そのため噛み合わせを整えることによって、全身の健康維持の対策ができるのです。

50代・60代でインビザラインを受けるメリット

50代・60代でインビザラインを受けるメリットは、以下の4つです。

  • 矯正装置が目立ちにくい
  • 装置を着脱できる
  • ワイヤーより痛みが少ない
  •  ワイヤーより通院回数は少ない

それぞれのメリットが理解できるように、くわしく見ていきましょう。

矯正装置が目立ちにくい

インビザラインを受けるメリットの一つ目が、矯正装置が目立ちにくいことです。

インビザラインは透明なマウスピースを使用して歯を並べるため、矯正治療を受けていることはわかりにくい傾向にあります。

よく見たらマウスピースを装着していることがわかるかもしれませんが、日常生活で周りの人に気づかれることは比較的少ないでしょう。

「矯正治療中の歯を人に見られるのが恥ずかしい」、「抵抗がある」と感じる方には、装置が目立ちにくいインビザラインが適しています。

装置を着脱できる

インビザライン治療で使用するマウスピースは、自身で着脱ができます。

装置を外して歯磨きができるため、 ワイヤー矯正と比較すると虫歯や歯周病のリスクを抑えることが可能です。

さらにワイヤー矯正の場合は食事中に、装置に食べ物が挟まることがあります。  インビザラインの場合は食事中も装置を外せるため、挟まりやすい繊維状などの食べ物でも、ストレスなく食事ができるでしょう。

ワイヤーより傷みが少ない

インビザラインは、ワイヤーより比較的痛みが少ない傾向にあります。

インビザラインは、矯正のときに一度に大きな負荷をかけるわけではないため、ワイヤー矯正に比べて痛みが少なく、痛み止めを服用せずに過ごせる人も多いです。

痛みが大きいとストレスも大きくなります。 ストレスが大きくなると健康に様々な害が出ます。

そのような状況を避けたい人にとって、痛みが少ないことは大きなメリットとなるでしょう。

ワイヤーより通院回数が少ない

インビザラインは、ワイヤーよりも比較的通院回数が少ない傾向です。

ワイヤー矯正の場合、装置を調整するために1ヶ月に1度の頻度で通院する必要があります。

一方で、インビザラインは自身でマウスピースを装着・交換して治療を進めるため、頻繁に歯科医院に通う必要がありません。

インビザライン治療開始の直後では1ヶ月に1回の通院が必要にはなるものの、慣れてきたら、2ヶ月に1度の通院で済むようになります。

仕事や家事などで忙しく、通院時間を確保しにくい方でも始めやすいでしょう。

50代・60代でインビザラインを受けるデメリット

ここからは50代・60代でインビザラインを受けるデメリットを解説します。

  • 治療費用が高くなる可能性がある
  • 若い人よりも矯正期間が延びることがある
  • 対応できない症例がある

治療費用が高くなる可能性がある

50代、60代の方がインビザラインを受ける場合、治療費用が高くなる可能性があります。

50代以上の方は、若い方に比べて歯の移動速度が遅いことが多いです。 そのため、当初の予定より治療期間が伸びる可能性があります。

治療期間が延びた場合、マウスピースを追加で作成するための追加費用や、 通院のための費用も追加でかかることがあります。

そのため、 若い人よりも治療の費用が高くなる可能性があるのです。

若い人よりも矯正期間が延びることがある

50代、60代でインビザラインの治療をした場合、若い人よりも治療期間が長くなることがあります。

年齢を重ねることで、治療への体の反応速度が遅くなる傾向にあるからです。

歯列矯正は骨の吸収と再生を繰り返して、歯を移動させていきます。代謝が活発な若い人と比較すると、歯が動く速度は50〜60代の方のほうが遅い傾向です。

また50〜60代の方は、歯の健康に問題が出ることもあります。矯正治療前に虫歯や歯周病が見つかれば、治療してからインビザライン矯正を開始するのが一般的です。

対応できない症例がある

インビザラインでの矯正は、対応できない症例もあります。インビザラインはマウスピース矯正ブランドの中では比較的多くの症例に対応可能ですが、極端に複雑な歯並びや噛み合わせの症例では、インビザラインのみでの対応が難しいこともあるのです。

対応できない場合はワイヤー矯正での矯正治療や、インビザラインとワイヤー矯正の併用が必要になることも覚えておきましょう。

インビザライン治療の流れ

インビザライン治療の流れは、一般的に以下の流れで進めることが多いです。

  1. 問診・カウセリング
  2. 口腔内の検査
  3. クリンチェック
  4. マウスピースの作成
  5. 治療開始

治療の内容が理解できるように、くわしく見ていきましょう。

1.問診・カウンセリング

まず最初に、問診とカウンセリングを行います。

患者さんの症状や希望を聞いて、矯正治療に関する疑問点や不安なことがないかなどを伺います。

例えば、抜歯が必要になるか、費用や通院頻度などの不明点がある場合、疑問点が残らないようにカウンセリング時にドクターに聞いておきましょう。

2.口腔内の検査

カウンセリングが終わったら、口の中の状態を詳しく把握するために精密検査を行います。

検査内容には、以下のようなものがあります。

  • 虫歯・歯周病の検査
  • レントゲン・CT撮影
  • 歯並びの型取り

これらのデータは、インビザラインで使用されるマウスピースの製作に必要です。

万が一この段階で虫歯・歯周病が見つかった場合は、そちらの治療が優先されることがあります。

3.クリンチェック

クリンチェックとは、「アライン・テクノロジー社」が提供する、歯の動きをシミュレーションするシステムのことです。

口の中をスキャンし、3Dモデルで予想される歯の動きを予測します。このシステムは無数の症例データをもとに作られているため、比較的正確な予測ができるとされています。

ここで示されたデータをもとに、ドクターが治療計画を立てていくのです。

4.マウスピースの作成

データを「アライン・テクノロジー社」に送って、マウスピースを作成します。

患者さんの歯型を採取したら、約1ヶ月程度で歯科医院に届けられます。

5.治療開始

マウスピースが歯科医院に届いたら、治療を開始していきます。

マウスピースの装着時間や 装着期間を患者さんに守っていただき、 患者さん自身で次の段階のマウスピースの装着を進めていただきます。

通院の頻度は、 約1~2ヶ月に1回来院していただくことが多いです。 予定どおりに治療が進んでいる場合は、次の段階のマウスピースを患者さんに渡して、矯正治療を進めていきます。

6.保定装置の装着

インビザライン の治療が完了したら、保定治療へ移行していきます。

保定治療とは、矯正後の後戻りをさせないための治療法のことです。保定装置を決められた期間で患者さん自身に装着していただきます。

保定の期間はインビザラインと同等の期間がかかることが多いです。ただし、 この保定装置の装着を怠ってしまうと後戻りすることがあるため、保定はとても大切な治療法です。

この保定が終了したら、治療は完了となります。

まとめ

50代、60代でインビザライン治療は受けられます。 矯正治療を行うことで、歯並びの見た目を美しくすることはもちろん、 歯周病や虫歯の対策・全身の健康にもつながります。

「自分の歯並びがインビザラインで対応できるか」、「 費用や期間がどれぐらいかかるのかだけでも知りたい」という方も、新宿デンタルオフィスへお越しください 。

患者さんの悩みや不安をお聞きし、歯並びや顎を精査して、オーダーメイドの治療プランをご提案いたします。


2024-08-02T16:54:41+00:00