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正しい噛み合わせと全身の関係 2017-09-20T14:00:21+00:00

歯と全身の関係

噛み合わせは全身のバランスを整えるために重要な役割を果たしていることをご存知ですか?

噛み合わせが悪くなると、口腔内の異常により「口がねじれる」「呼吸が浅くなる」ことがあります。さらに頭蓋骨や仙骨にズレが生じて、全身に様々な異常が生じます。そのため、正しい噛み合わせ=正しい姿勢が必要なのです。

正しい噛み合わせと全身の関係について解説します。

歯(咬合)は全身のバランスを整える重要な役割を持つ

私たちの頭の重さは、約6kgあります。その重みを受け止めているのが、歯であり下顎骨なのです。

つまり、下顎骨は地球の重力に対して頭と脊椎(全身)をつなぎ、バランスを整えるという大変重要な働きをしています。

2足歩行となったヒトは、顎(噛み合わせ)のライン、肩・腰・足裏のラインが、いずれも水平で身体の中心軸(重力線)に対して左右対称となっている時が最も安定して立てる・・と言われています。

歯(噛み合わせ)の機能は“食べる”だけではない!“物を飲み込む”“呼吸の管理”という大きく3つがある

「食べる」「飲み込む」「呼吸をする」という生命維持の働きおいては、正しい噛み合わせ=正しい姿勢が必要となります。

全身咬合的には、下顎骨が良い位置で頭蓋骨を受け止め、脊髄を介して仙骨が良い位置にある事が、これらの一連のつながりとして全身は繋がっています。
そして、“物を飲み込む”ためには、舌が正しい位置にあること。“呼吸の管理”のためには、頭蓋骨に必要以上の緊張がないことが大切です。

● 口の捻じれの原因は舌のスペースと頬筋だった!!

噛み合わせが低くなり下顎が後退すると口腔内の舌の収まるスペースがなくなります。そのため、舌が喉に下がって咽頭の動きを阻害してしまいます。

また、歯並びが悪く歯が外側や内側に倒れると舌や頬筋に接触すます。その接触を避けようとする動きから、頬筋と直接つながる咽頭の筋バランスが壊れ、舌も含めた口腔内全体のねじれを生じる事になります。結果的に物が飲み込みにくくなるのです。

頭蓋骨矯正で仙骨と頭蓋を整え脳脊髄液を活性化して正しい呼吸へ

深く呼吸するためには、頭頂部のゆるみが必要です。 噛み合わせが悪い人は、就寝時に横になる姿勢のときに下顎骨が下がります。それにより、咽頭、気道の閉塞などが生じ、呼吸が浅くなることが考えられます。

こうなると頭蓋骨はズレて硬くなってしまいます。

全身口腔予防としての “口腔・顔面・頭蓋―仙骨マッサージ”

頭皮―顔(皮膚)―口唇―口腔 はつながっている

口腔の大きな3つの機能を健康的に保つためには、歯科医院での歯や口の中だけのお手入れではダメなのです。さらに、エステでのお顔のお手入れだけでも、整体院でのマッサージだけでもダメなのです。

顔面と頭は分けて考えられがちですが、皮膚と頭皮は外表としてつながっています。口唇・歯肉・頬筋・舌も含めた口腔とも一連のつながりがあり、仙骨・足裏も含めた全身口腔予防管理としてトータル的にケアをする事が必要です。それが顎関節機能、歯と全身を守る予防となりえます。

頭蓋骨矯正で全身と口腔を整える

お口の開け閉め時に働く顎関節や筋肉は、「噛み合わせの癖」「歯ぎしり」「噛みしめ」で過度に負担がかかると、緊張してコリが強くなります。お顔の歪み、顎の歪み、頭蓋骨の歪み、首の歪みを起こす一因となってしまいます。

頭蓋骨は15種23個の骨が繋がって構成されていますが、下顎の動きを受け止めているため、噛み合わせの力の影響を受けてしまいます。 また、頭蓋骨と仙骨は硬膜で繋がっているため、密接に影響し合っており、脳脊髄液の流れもコントロールしています。

正しい噛み合わせ=正しい姿勢で、頭蓋骨・仙骨のバランスを保つためにも、頭蓋骨・仙骨矯正で余分な緊張を取り除くことが有効です。

頭蓋骨・仙骨矯正は、痛みもなく、眠ってしまう程ソフトなので、初めての方でも安心して受けていただけます。噛み合わせによる「全身の症状」でお悩みの方は、新宿デンタルフィスまでお気軽にご相談下さい。

まずは専門医による初診カウンセリングをご予約下さい。電話03-6304-0917