インビザラインGO(マウスピース矯正)
インビザライン矯正とは?
インビザラインは米国アライン・テクノロジー社によって現在世界100ヵ国以上で提供されるマウスピース型の矯正歯科システムです。3D画像技術を用いた最新の技術によるマウスピース矯正方法がその特徴です。
スキャンした歯型からお一人お一人の治療計画に合わせて作製される透明なマウスピース型の装置を装着し、少しずつ歯を動かしていきます。歯の動きに合わせて次のマウスピースに交換することを繰り返して、歯並びを改善することができます。
インビザラインGOによるマウスピース矯正とは
インビザラインは、「大臼歯(奥歯)を含めた歯の全体を動かすことができる」という矯正システムですが、その分、治療は複雑になり期間が長くなります。
一方、インビザラインGOは、大臼歯を動かさずに審美エリア(5番~5番)の歯並びを矯正できるシステムとして新たに開発されました。インビザラインのビッグデータをもとに最新のAI技術で効率的に矯正することが可能になりました。大臼歯を動かさずに前歯に特化した治療をおこなうことで、最長5カ月(実際には、2~3カ月)という短期間で費用を抑えることが期待できます。
当院の「噛み合わせインビザラインGO」とは
✔顎関節症、顎のズレも気になるけど、治療期間も気になる
✔噛み合わせを良くしたいけど、ワイヤー矯正は躊躇してしまう
顎位診断+インビザラインGO=「噛み合わせインビザラインGO」
新宿デンタルオフィスでは、患者様の噛み合わせの状況に応じた「インビザラインGO」を使用した治療方法をご提案しております。当院独自の顎位診断により3次元的な顎のズレを確認することが出来るので、ズレの原因となっている歯を動かして顎を正しい方向へと誘導することが出来ます。
つまり、当院の〈噛み合わせインビザラインGO〉は、インビザライン矯正のメリットはそのままに、正しい顎位も考慮された噛み合わせに改善することができます。そのため、抜本的な治療ではありませんが、顎関節症状に伴う不定愁訴のいくつかの改善にも役立ちます。
治療する時間を十分に取れない方に最適です
「噛み合わせ、顎のズレを少しでもよくしたいけど、抜本的に治療するほど時間の余裕がないので治療をあきらめている。」
→当院では、抜本的な治療として顎位矯正術とワイヤー矯正のコンビネーションで正しい顎位で、良いかみ合わせに改善していきます。その場合、個人差はありますが、ワイヤー矯正で奥歯まできちんと噛み合わせを整えていくには、数年かかります。
1本の歯の位置が悪いだけでも、下顎はそれによってずらされてしまいます。当院では独自の顎位診断によって、どの歯が下顎を歪めているのかが判断できますので、邪魔になっている歯をインビザラインGOで正しい位置に動かすことで下顎も正しい位置に治まります。
インビザラインGOの場合、奥歯は動かしませんが、下顎を歪める原因が奥歯以外にある場合は、十分に対応できますし、奥歯の矯正が必要な場合は部分的なワイヤー矯正(歯の裏側に装着するリンガルアーチ)を併用できます。インビザラインGOの矯正期間は通常3~5か月ですので、治療時間がワイヤー矯正より短くなります。
顎関節症でもインビザラインGOの治療が受けられるか心配な方
「ワイヤー矯正は嫌なので、インビザラインで矯正をしたいけど、顎が痛くて辛いので治療ができるかどうか心配」
→当院には、顎関節症による顎の痛みや顎周辺の筋肉のコリ、顎のズレを取り外し式のマウスピースで改善する顎位矯正術という治療法があります。
顎の痛み等の顎関節症の症状がある方の場合、まず、顎位矯正術で筋肉を緩め、下顎のズレ、痛みが改善してからインビザラインGOの矯正をスタートできます。
3D光学スキャンiTero導入
当院では、お口の中を3D光学スキャンできるiTeroを導入しています。iTeroは、近赤外光画像技術を搭載した画期的な口腔内スキャナーです。
インビザライン矯正のマウスピースを作製するために必要な歯型を、従来のシリコン印象(粘土のような素材をお口の中で固める型採り)に比べ、iTeroでは格段に精密に3Dデータとして取ることが出来ます。
その為、1本1本の歯をコントロールできる精度の高いインビザライン矯正が可能です。
また、シリコンをお口の中で固める型採りに比べ、患者様の負担も軽く、採取した歯型のデータを米国アライン・テクノロジー社までインターネットで送ることができるので、マウスピースの発注から完成までにかかる時間が、従来のシリコンの歯型を空輸して行う場合と比べ格段に早くなりました。
3D光学スキャンiTero
歯型模型から矯正後の3Dシミュレーションで確認できる
当院では、初診カウンセリング時に歯型をお取りして、顎位の診断をします。その歯型模型をiTeroでスキャンすることで、まずは簡単にその場でシミュレーションを確認することができます。
また、「嚙み合わせインビザラインGO」の、3次元的な顎位の改善方向でのシミュレーションもできます。治療を開始するかどうかの判断材料として、カウンセリング時に無料で見て頂くことが出来ます。
インビザラインGO矯正のメリット
- 治療期間が短いこと。診断によりますが、2,3カ月~5カ月で終了します。
- 透明に近いマウスピースで目立ちにくく、周囲にほとんど気付かれません。
- 取り外しできるので、歯磨きや食事がしやすくなります。
- 少しずつ歯を動かすため比較的痛みが少なく、違和感もほとんどありません。
- 金属を使用しないので、唇や口の中の粘膜を傷つけるリスクが低く、スポーツなどやりたいことを我慢する必要がありません。
- ホームホワイトニングのジェルをマウスピースに塗布することで、矯正治療と同時にホワイトニングをすることが出来ます。
- 金属アレルギーがある方でも使用出来ます。
インビザラインGO矯正のデメリット
- 一日20時間以上装着する必要があり、装着時間が短いと歯が動きにくく、治療が計画通りに進みません。
インビザラインGO矯正の費用
・インビザラインGO 診断料 30,000円(税別)
・インビザラインGO 治療費 420,000円(税別)
「噛み合わせインビザラインGO」治療の流れ
シミュレーション画像確認、顎位診断
(初診カウンセリング時)
↓
インビザラインGO検査
↓約2週間
インビザラインGO検査結果(治療期間、仕上がり等、検査結果のご説明)
↓
治療合意、マウスピース発注
↓約3週間
治療開始
↓
治療終了・保定期間開始
↓
定期検診
「嚙み合わせインビザラインGO」と「噛み合わせワイヤー矯正」の比較
嚙み合わせインビザラインGO | 噛み合わせワイヤー矯正 | |
---|---|---|
治療範囲 | 5番目~5番目(奥歯は含まない) | 全顎 |
治療期間 | 2~3カ月、最長5カ月(治療前の検査で治療期間が算出される) | 約2年~ 歯列や顎のズレ、骨の状態によって個人差がある |
見た目 | 透明で目立たない | ブラケットは透明で目立ちにくいが、ワイヤーは見える |
歯磨き | マウスピースが取り外しできるので通常通り磨ける | 装置が歯に付いているので、磨きにくいところがある |
メリット・ デメリット の比較 |
治療期間が短期間で、目立たず、取り外しもできるなどのメリットが多いが、顎位診断で治療可能の場合のみ適応となる。歯列不正や顎のズレが大きい場合は補正しきれない場合もあり、奥歯の矯正が必要な場合や顎位診断で治療不可の場合は適応とならない。 | 顎関節症の抜本的な治療法になる。奥歯を含めた咬合再構築ができ、顎位矯正後の大幅な噛み合わせの改善が可能な点がメリット。歯列不正が大きい場合も適応となることが多い。 嚙み合わせインビザラインGOに比べ、治療期間が長くかかる。 |
*歯並びを矯正する通常の「インビザラインGO」の場合、顎位診断の必要はありません。
まずは初診カウンセリング(保険適用)をご予約ください。