不眠の原因まとめ。今まであなたが気づかなかった意外な原因も
眠れない状態は誰にとってもツラいものです。
さらに不眠が慢性化してしまうと、身体の疲れが取れなくなる悪循環が進んでしまいます。
そんな不眠の原因は日常的な生活の意外なところに隠されています。
例えば「精神的な悩みは無いのに眠れない」という人なら、何か身体的な問題が不眠を引き起こしている可能性があります。
逆に「疲れているのに眠れない」というケースでは、就寝時の環境や習慣を見直してみるべきです。
このように不眠は普段の生活のふとしたところに潜む原因で起こります。
心当たりの無い不眠に悩まされているなら、毎日の生活リズムや流れを見つめてみると良いでしょう。
原因1.プレッシャーは睡眠の天敵!
「寝ようと考えれば考えるほど眠れない…」という人も多いでしょう。
これは寝たいけど寝れないプレッシャー状態になっているからです。
いわゆる考えすぎている状態で、いつまでも脳が覚醒状態になっています。
睡眠に限らずプレッシャーは心理的に追い詰めてしまいますので、心も身体もリラックスできません。
睡眠は全てが解放されたリラックス状態から生み出されるため、プレッシャーを感じていては真逆の状態です。
これは寝ようと思う焦りでもあるので、布団に入ったら何も考えない癖をつけるようにしましょう。
言い換えれば開き直りの精神で、「寝れなくても構わない」程度の気持ちを持って頭を空っぽにしてみると、意外と眠れるようになります。
もし布団に入ってからプレッシャーを感じるようなら、ぼんやりと横になる意識をつけてみてはいかがでしょうか。
原因2.疲れすぎは眠りを妨げる!
「疲れているのに寝つけない」という悩みも少なくありません。
身体が疲れているとすぐに眠れるイメージですが、実際は疲れすぎた身体だと不眠の原因になってしまいます。
疲れすぎると身体はオーバーワーク状態になり、ストレスが溜まってしまうのです。
言うまでもなくストレスは睡眠の天敵ですから、オーバーワークが続くと不眠を引き起こしてしまいます。
「疲れれば眠れる」と思って仕事を頑張ってしまう人もいるようですが、不眠解消には逆効果なので控えるべきです。
適正な仕事量に留めるようにしておき、身体のオーバーワークを避けるようにしましょう。
原因3.不規則な生活習慣に注意!
眠りにつく時間がバラバラという人も不眠になりがちです。
特に仕事で帰宅時間が不規則だと、睡眠時間も不足してしまいます。
このような生活習慣が慢性的になると、不眠を引き起こしてしまうので注意が必要です。
人間に限らず全ての生物にはサーカディアンリズムという生理的なサイクルがあります。
これは24時間周期で動いており、身体のメンテナンスにも影響します。
つまり、不規則な生活習慣が続くとサーカディアンリズムも狂ってしまい、健全な睡眠も妨げてしまうのです。
毎日決まった時間に寝るのは難しいかもしれませんが、なるべく夜更かしを控えるようにしましょう。
原因4.睡眠環境も要チェック!
「枕が変わると寝られない」と言われるように、睡眠環境も不眠と密接な関係があります。
枕の高さによっては首に余計な負担が掛かってしまい、充分なリラックス状態になれません。
つまり、寝るための大前提となるリラックスできる睡眠環境が得られていないのです。
また、枕の高さなど普段の慣れた睡眠環境と異なってしまうことも不眠の原因になります。
いつもどおりの落ち着いて寝られる環境を維持することで、不眠の予防にも繋がります。
新しい睡眠環境を整えるのも悪くありませんが、使い慣れた枕があれば無理に変えない方が良いでしょう。
原因5.頚椎の歪みが不眠症の原因に!
不眠の大きな原因となるのが自律神経の乱れです。
自律神経のバランスが悪くなると、交感神経が活発化してしまい深い睡眠が得られません。
眠っている最中でも交感神経は活発化してしまいますから、浅い眠りで目が覚めてしまったり夜中に何度も目が覚めてしまうのは自律神経が乱れている可能性があります。
この自律神経の乱れは頚椎の歪みが原因です。
頚椎の周囲には自律神経の核が集まっており、歪みが生じると圧迫して自律神経を刺激してしまいます。
正しい姿勢を心掛けることで頸椎への負担は減らせますから、もし自覚症状があるようなら意識してみると良いでしょう。
また、頚椎の歪みは顎関節症とも密接な関係があります。
顎回りの筋肉は頸椎に繋がっており、筋肉のアンバランスさが歪みの原因になるからです。
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特に日頃から噛み合わせの悪さに悩まされている人は、顎関節症が進行するおそれがあるので要注意です。
このように噛み合わせや顎関節症は頚椎の乱れを引き起こし、やがて不眠に繋がるリスクがあります。
早めの対策で頚椎を歪ませる原因を減らして、不眠の悩みも解消してみましょう。
原因6.顎関節症による不眠に悩んだら…
顎関節症は睡眠にも悪影響を及ぼし、やがて慢性的な不眠症を引き起こすおそれがあります。
さらに頚椎が歪んでしまい自律神経の乱れの原因にもなってしまいます。
ツライ不眠の原因として、顎関節症の可能性も考えてみることをおススメします。