顎関節症の時に食べやすい食事まとめ
顎関節症になると「硬いパンが食べられない」「大好きな肉料理」が食べられない、など食事制限を強いられます。好きなものが食べられないというのは苦痛です。
そこで「顎関節症で食事がつらい」「顎の痛みがひどくて食べる気が起きない」という方のためにオススメレシピをご紹介します。
顎関節症だからといって断食するわけにはいきませんから、少しでも顎に負担が少ないメニューを取り入れてみましょう。
食べやすさだけではなく栄養バランスにも配慮したメニューを選んで、身体の健康にも影響を及ぼさないように心がけてください。
野菜たっぷりのシチューなら栄養バランスもバツグン!
顎が痛くて咀嚼がつらいようなら、じっくりと煮込んだシチューがおすすめです。噛む回数を減らして食事が摂れますから、顎の痛みを軽減しながら食事を済ませられます。
シチューを作る際のポイントは、野菜を多めに入れてしっかり煮込むことです。
野菜が半分溶けるくらいまで煮込んでおけば、顎に負担を掛けずに済みます。また、野菜の栄養分がシチューに溶け込みますので、シチューだけでも十分な栄養摂取に繋がります。
もし、シチューだけでは物足りないようなら、付け合わせにパンを添えてみましょう。硬めのパンもシチューに浸して食べれば柔らかくなるので、顎が痛む際でも問題無く食べられます。
シチューならレパートリーも豊富ですから、何日か続けて食卓に載せられるのもメリットです。調理に時間が掛かってしまうのが難点ですが、顎の痛みで食事が億劫にならないよう手間を込めて作ってみましょう。
バリエーション豊富なお粥もおすすめ!
顎関節症で食事がつらく感じるなら、お粥を食卓に並べてみましょう。お粥なら顎に負担が掛かりませんので、お米派だけど顎の痛みが気になる方にもおすすめです。
お粥を作る際にはしっかり煮込んで、お米の芯が残らないように気をつけましょう。お米の芯が残っていると、噛んだ時に顎へ痛みが生じてしまうからです。具を入れる際にも細かく切ってから煮込むなど、ちょっとした工夫で食べやすくなります。
また、お粥はレパートリーが豊富なこともメリットです。入れる具や味付けを自由に変えられますので、毎日の食卓に並べたい時にも便利です。
例えば、納豆を入れたお粥なら味に変化を付けられるだけではなく、栄養バランスの面でも優れています。他にもリゾット風のお粥や、おじや仕立てのお粥も良いでしょう。
お粥なら食べやすさと栄養バランスを兼ね備えていますので、顎への負担も少なく顎関節症で悩んでいる方の食事にもオススメです。
麺類が食べたい時は春雨!
顎関節症になると麺類を噛むのもつらく感じる時があります。特に顎の痛みがある方だと、コシのある麺を食べる気になれないでしょう。
そこでおすすめなのが春雨を使ったレシピです。春雨なら軽く噛むだけで飲み込めますから、顎関節症の方でも痛みを感じることなく食べられます。
また、春雨は様々な味付けとマッチすることも特徴です。和風だしで煮込めばうどんや蕎麦の感覚で食べられます。
他にもカレースープを使ったカレーうどん風やとんこつスープで煮込んだラーメン風も楽しめます。春雨は短時間で手軽に調理できるので、昼食としてもピッタリです。
おかずには豆腐料理を上手に活用!
顎関節症になると、どうしても食事内容が偏ってしまいます。主食に柔らかいメニューを選ぶと、おかずを抜きにして食事を済ませがちだからです。そのため、食べやすいおかずを食卓に添えて栄養バランスが崩れないように心がけましょう。
おすすめするのは豆腐を使ったレシピです。
豆腐は柔らかくて顎に負担が少ないので、顎関節症の方でも安心して食べられます。さらに豊富な栄養素を含んでいるため、毎日の食事に取り入れれば理想的な栄養バランスを目指せます。
豆腐レシピはバリエーションが豊富なので、飽きずに食卓に並べられるのもポイントです。例えば豆腐ステーキや豆腐サラダなど、メインディッシュからサイドメニューまで幅広く活躍してくれます。
もし調理が面倒に感じるなら、冷や奴や湯豆腐などそのまま食べられるメニューにするのも良いでしょう。栄養バランスを損なわないためにも、豆腐を使ったレシピを積極的に取り入れてみてください。
顎関節症は早めの治療が大切!
もし顎に痛みを感じて食事がつらいようなら、早めに専門医の診察を受けるようにしましょう。
顎関節症のまま我慢していると、一層と症状が進行して毎日の食事が困難になり食事の偏りによって身体の健康状態も懸念されますから、なるべく早く普段通りの食生活に戻せるように顎関節症を治療してください。
新宿デンタルオフィスは保険適用の初診カウンセリングを実施しています。ご自身の顎関節症の症状を知りたい方にオススメです。短期治療から根本治療まで患者様のご状況に応じたご提案をいたします。